単純接触効果のため、隣の席の女性事務員にLOVEをしていくことが予想されている。

人生を人の生きる道、要するに一般的な道という概念だとすれば、私はその上に、ただバァーッと広がる水のような液体な気がする。そう感じる。どんどんそうなっている気がする。あ、ここで言う道って言うのは何て言うか、固体でできたもの?砂とか石とか。そんな感じですかね。コンクリートでも良いかもですね。

 

会社で働いていて、毎度毎度、自分のチームにいる女性事務員のことばかり考えるようになっていて、それはその女性事務員が次から次へと移り変わるたびに同じ現象に陥っています。これがいわゆる単純接触効果というものでしょうか。正直なところ、嫌で嫌でうんざりしていて、いっそのこと私のチームに女性事務員が700億人程いて、それに対する意識が万華鏡のように空間における無限の奥行きの果ての果てに拡散して霧散していけば良いのにな、と感じています。

 

好きだとか嫌いだとかいうのではなく、その柔らかそうな身体や白くて美味しそうな肌を70年間ぐらい監禁して味わい尽くし続けていていたいみたいな、妖怪のような劣情に襲われるのです。まあ、実際問題この欲望が実現出来たとしたなら、丸一日経過するまで飽きずにいられるかあまり自信が無いのですが。

 

今チームにいる女性事務員は後輩の彼女ですから、特に何をしようとも思いませんが、後輩とも誰とも交際していなかったなら、何かをしてどうにかなろうとしていたのだろうな。こういう感情をLOVEと呼ぶのは何だかLOVEさんに対してすごく失礼な気がします。。。もっとこう本当に、「ウヒャヒャ…!白くて柔らかい肌をもった肉の塊がいるぞ…!ぜひミディアムレアくらいに焼いて食おう!うまそう!」みたいな欲求です。その肉の塊の上の方にある、厚くて丸い骨の中に納まっているプルプルと弾力性のある柔らかい器官の中に、私と同様に自我が宿っているだとかは、あまり大した問題とは受け取れる気がしません。

 

実際のところ彼女らだって、私の有している自我はどうでも良いというか、身も蓋もなく言えば、強さランキングの上から数えて自分のいけそうなところにいこうとするのは男も女も同じなのでしょうし、自身が強さランキング108位くらいなのにランキング3位くらいの異性を狙おうとすることは男女ともに良くありますよねきっと…。

 

私は何の話がしたいのだろう。したい話なんてありません。女性とセックスがしたいだけです。私は男性とセックスはできないから。私が男性とセックスすることができたのなら、男性ともセックスがしたいと思います。

 

最近とてもハマっている音楽があるのですけれど、冷静に自分がこれまで書いた記事を見返したりすると、私の好きなバンドやアーティストを公表することは、彼ら彼女らにとってひどい風評被害になる可能性が僅かながらでも否定できないので、やめておきます…。

 

最近小説を書きたいのです。

 

少女が空から落ちてきた。何らかの特異なアイテム、或いは何かしらのご加護のようなものによってゆっくり落ちてくるのかと思いきや、本当に落下物そのものの速度で落ちてきた。重力の奴隷だ。彼女にとって重力がイケメンに見えたのか、重力が亭主関白的な性格を有していたのかは知らないが、ともかく少女は落下物そのものの速度でもって地面に激突した。そこで私は自分に言い聞かせることにした。彼女が私と同じ人間かどうかはわからない。彼女はもしかしたら人間にしか見えない、しかしながら人間を遥かに超えた強さの肉体を持つ新種の動物なのではないかと。そうだとすれば、彼女にとってはたかが地面に高速で激突することなど、安全のために設置されたネットに落下するようなものではないかと。そうして私は、何とも言えない、広範囲に渡って飛び散る、若しくは広がるなどした血溜まりと、それに浮かぶ赤すぎて真っ黒な、何か有機的なものの大小の塊の集合体を眺めていた。私はそれらの破片がピクピクと微動するのをこの目に確かめた気がした。

 

ロマンティックラブ小説を書きたいですね。

 

それらの破片がピクピクとしながら私ににじり寄ってきて、「好き♡」と、任意の最も好きな声をした女性の声で、言ってきた。それらの破片、要するに、元は空から落ちてきている途中の少女であった、現在は少なく見積もっても30個はくだらない肉片となったそれらが、任意の最も好きな声をした女性の声で、語りかけてきた。それらが本当に元は空から落下している少女だったのか、私にはよくわからない。思い出せない。そもそも、それは、単なる私の空想にすぎなかったのでな無かろうか?

 

そして私は辺りを見渡してみた。

 

そこには、そこに本当にあったのは、私が明日、会社に行くために乗るべき電車と、私がそこに座って仕事をするべきデスクと、私が明日とそれ以降も捌くべき仕事が、無数の仕事が転がっていた。壊れた夢とも似つかぬ、私が捨てたい人生とも似つかぬ、ただただ、何の色もない…。そして、そのために会話をすべき人間たち。無数の、無限のような人間たち。

 

ああ、人間たちよ。私は見知らぬ明日も迎えたくはないし、見知らぬ明日を迎えて迎えるべき見知らぬ貴方達とは、本当に一切の関係を持ちたくないんだ。。。

 

人間との単純接触効果によって私は死んでいっているような気がします。本当は、人間は好きではなくて…。お前だって人間だと言われればその通りです。私も人間です。でも私は私と言う人間のことは嫌いではないんです。もし私が私と言う人間のことを嫌いだったら、どうでしょう、そんな人間を殺すためのものが、毎日の中に溢れている気がしていて、あとはいつやるか、それだけですよね。

 

いつやるの?

 

今でしょ!!!

 

ふるっ。